の予定をグーグルカレンダにのせました。社会貢献アピールとかではなく(笑)、自分で提案した(してしまった)皮下点滴通院とか抗がん剤とか、こちらの訳の分からない都合でお断りしたり延期したりしてしまわないような配慮です。
やっぱり「俺の〇〇」でしょうか…第3弾
今回は「当院のTPLO(脛骨高平部水平化骨切り)」にしておきましょうか。
小型犬~大型犬まで犬種問わず、前十字靭帯断裂および部分断裂の治療に絶大な効果を発揮します。僕ら世代以降は、もうバリバスの糸で大型犬のラテラルスーチャーやったことある人は出てこないと思われるほど、それほど、第一選択の治療法です。もう絶対もどれません。

ラテラルスーチャーに比べたら遥かにやり易い提案しやすい手術で、クッキングサージェリーとか言われたりですが…やっぱりそんなにいつもいつもクッキングではありません。postTPA5度とか目指すのがいいのか10度でいいのか結論はよくわかりません。どっちでも、脛骨に大腿骨のっかってきますし、よく歩くという印象です。上の写真も回しきれないのでpostTPA10度です。よこから見るとクッキングですが(簡単そうですが)、
(ちなみにTPAは脛骨高平部角。後に脛骨のてっぺんが傾き過ぎて、大腿骨が後方に滑り落ちる力がかかり続ける事が犬の前十字靭帯断裂の大きな一因だと考えられています。)

縦から見ると。メディアルバドレス(経過が長いと内側の関節包が肥厚して安定化に貢献しようとする変化)が出来てしまってると、プレート浮かせてつけなきゃいけないし、一般的なプレート&スクリューの手術には慣れ親しんでないと出来ないかもしれません。

TPAが大きすぎる子でむりやりTPLOすると、回す時の力がめちゃくちゃ必要なので当院のように獣医ともう一人女性スタッフでやってると、全然回しきれません(汗)回しきっても、術後に腓骨が折れたりします。8年前この病院やり始めの頃の柴犬さんのTPLOで術後腓骨骨折経験しましたが…腓骨折れても普通にくっつくのでまあそれでもいいのかなとも言えますが。だいたいの場合は、TPA大きすぎる子はTPLOの前身のCTWO(脛骨頭側楔状骨切り)を採用します(上の写真)。とにかく脛骨高平部を平にしようという目的はTPLOもCTWOも同じです。でも、よく前十字切る犬種でTPA高すぎる犬種コーギーは脛骨のカタチや膝蓋骨の位置的にCTWOは避けた方が良さそうなのでやっぱりTPLOします。愛すべきTPLO。

さらに…。最近昔より、足が短い2~3キロのトイプードル流行ってません???足がスッと細長いトイプさんとは全く違う骨格。幼少から歩き方が変と、診させて頂いて、一般的なパテラディジィーズではないしなんだろ?って経時的にレントゲン撮っていくと脛骨がドローワーポジションになって行くではないですか!!!コーギーみたいな脛骨!!!一歳前後でTPLOしてみたところ跛行の改善へと導く事が出来ました((´▽`) ホッ。頼れるTPLO。
まだまだ、すごいぞTPLO的な話で、幼少期から無症状性の膝蓋骨内方脱臼(MPL:メディアルパテララグゼーション)を温存経過観察した場合に、中齢くらいで前十字靭帯断裂をよく続発するんですけど、その場合もモディファイドTPLOってのをするんですが、説明にもう2~3時間要しますので「俺のMPL」の時に回しておきます。
腰の問題からのTPLO(神経のアンバランスで前十字切れる)もあるし…説明にさらに数時間要します。話が尽きないTPLOの回でした。
